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地産地消のすすめ

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地産地消のススメ

現在、インターネットの普及により自分が住んでいないところのものでも

 

国内国外問わず簡単に手に入れることができるようになりました。

 

そんな中で、地産地消のススメを紹介していきます。

 

流通環境への意識

どんなに素晴らしいオーガニックの有機栽培の食品でも、

 

長距離輸送となると二酸化炭素を多く排出してしまい

 

環境への負荷になってしまいます。

 

買い物をする際は、産地を見て

 

自分の住んでいる土地からできるだけ近いところの

 

商品を買うことを心がけることをお勧めします。

 

自分たちの地域で作られたものを買うということは、

 

輸送の面だけでなく地域の活性化にもつながる大切なことです。

 

フードマイルを考える

国産の有機農産物を手に入れるところが少なく限られている中で、

 

海外で生産され、日本のオーガニック認証を受けている食品が多い

 

という現状もあります。

 

ここで頭に入れておく必要があるのが、

 

輸入する際にかかる流通コストのことです。

 

環境に配慮されて作られたオーガニック商品が

 

長い距離を運搬され、二酸化炭素を多く排出していることに

 

違和感を抱く人もいるでしょう。

 

食糧の重量と輸送距離で計算され、

 

数字が大きくなればなるほど環境への負荷が大きいことを意味する、

 

フードマイル」という考え方もあります。

 

フードマイルを小さくするために、

 

近くでとれた農作物を食べようという考えです。

 

ぜひ、みなさんも少しでも意識してみてください。

 

旬を食べる

 

今では野菜や果物の旬がわからなくなるほど、

 

たくさんの農作物がお店で手に入ります。

 

旬でないものを売るために、ハウス栽培をしています。

 

これは、二酸化炭素も排出しますし、

 

自然の流れに添わない不自然な栽培のため、

 

虫がつきやすく、通常栽培よりも多くの農薬が

 

使用されるという傾向もあります。

 

旬のものは安価でおいしく、栄養価も高いです。

 

日本は四季があり、それぞれの季節に必要な栄養を持つ

 

農作物が旬のものです。

 

なので、旬のものを食べると体にも地球にも優しいことだと

 

いうこともできると思います。

 

旬のものを選んで食べることを意識する人が増えれば、

 

流通にもいい変化が起きるかもしれませんね。

 

 

地産地消と経済

最後に経済の話も少し・・・

 

地産地消には経済的な役割もあると考えています。

 

最近の日本企業には海外に工場を持っているところが

 

たくさんあります。

 

現地の雇用促進などの理由もあるかと思いますが、

 

ほとんどは安い賃金による生産性重視かと思われます。

 

輸送費や二酸化炭素排出などの問題もありますが、

 

国内で生み出されるはずだったお金が

 

海外へと流れていってしまっているのも現状です。

 

また、日本国内で外資企業がチカラを持ってしまっていることも

 

同じようなことが言えます。

 

「買い物は投票」という言葉もありますが、

 

国内の身近な企業や生産者にもっと目を向け、

 

払うべきところに対価をしっかり払うことが重要なのではないでしょうか。

 

そうすれば、お金だけをみているのではなく

 

人や地球のことを最優先に考えて動いている生き残るべき企業や生産者たちが

 

生き残っていける世の中にもなっていくと思います。

 

SDGsにもあるように、作る責任と使う責任があります。

 

消費者側の私たちもこれがあるからとかないからとかだけではなく、

 

使う責任もしっかりと感じ、行動に少しづつでも

 

起こしていくことで、優しい世の中になっていくと思います。

 

日々の買い物もそんなことを少しでも考えてみるだけで

 

生産者の顔が浮かんできたり、

 

いつもと違って楽しくなるかもしれませんよ!!

 

ぜひお試しあれ!笑

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