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化学物質と抗菌社会

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化学物質と抗菌社会

 

化学物質が引き起こす体の不具合や、

 

様々な菌を除外する抗菌社会のもたらすものについて

 

簡単にみていきましょう!

 

今まで、いいと思っていたことが実は・・・

 

ということもわかるかもしれませんよ!笑

 

 

化学物質による病

 

 

頭痛、微熱、体のだるさなどを感じて病院へ行ったけど

 

原因がわからないということもあるでしょう。

 

自律神経失調症やうつ病と診断されて

 

治療を受けたけど症状が改善されないという

 

経験をした人もいるかもしれません。

 

そんな症状は化学物質が原因であることがあります。

 

ごく微量の化学物質に反応してしまう人がいるのです。

 

そのような状態を化学物質過敏症と呼びますが、

 

神経質だから化学物質に反応してしまうわけではないのです。

 

 

花粉症の原因は化学物質?

 

 

スギ花粉は昔から存在していたにも関わらず、

 

近年花粉症が増加しています。

 

花粉症の原因は花粉だけではありません。

 

アレルギー反応を促進する化学物質があることが実証されています。

 

栃木県日光市は杉並木で有名なところです。

 

日光市の花粉症患者の数は、スギ花粉が少なくても

 

交通量の多い地区に多かったという調査結果があります。

 

スギ花粉の量よりも、排気ガスの量が花粉症発症に

 

大きな影響を持っているとも言えるかもしれません。

 

大気汚染や生活環境に増えている薬剤が

 

アレルギーの原因物質であり、

 

花粉やダニなどは誘因物質だと考えられてもいます。

 

排気ガス、農薬、食品添加物などの化学物質が

 

加わることでアレルギーが発症しているという見方もあります。

抗菌社会と病気

 

 

殺虫剤や防腐剤、消毒剤、防ダニ剤などの

 

抗菌グッズが生活環境内に多く存在しています。

 

小さな子供のいる家庭では、

 

携帯用の消毒剤や消毒効果のあるウェットティッシュを

 

持ち歩いている家庭もあるでしょう。

 

抗菌グッズは悪い菌をやっつけてくれて

 

清潔に保ってくれていると手放させない人も多いのではないでしょうか。

 

実は、そのような過剰な抗菌社会がアレルギーを作っているという

 

事実があるので、そのことをまず知ってください。

 

 

アトピーやアレルギー

 

アトピーやアレルギーを持つ人が増えていると言われています。

 

昔から存在する花粉やダニや食べ物が主な原因だと言われていますが、

 

なぜ、今アレルギーに悩む人が増えているのでしょうか。

 

化学物質過敏症も一つの原因ですが、

 

免疫力の低下も大きな理由だと考えられています。

 

体を守るリンパ球の中には抵抗力派とアレルギー派の

 

二つの派閥があります。

 

体の中に細菌やウイルスが侵入すると、

 

抵抗力派が戦い身を守ります。

 

ダニや花粉などが体内に入った時は

 

アレルギー派がアレルギー抗体をたくさん作り、

 

対応しようとして、その排出作業でくしゃみなどの症状が出たり、

 

過剰な反応となるとつらい花粉症やアトピー性皮膚炎などの

 

症状を引き起こしたりします。

 

昔の子供は外でよく遊び、常に細菌やウイルスが

 

体の中に入ってきていました。

 

そのため、抵抗力派は常に働き、

 

ある程度の細菌やウイルスには抵抗力を持っていました。

 

しかし、最近では抗菌グッズが多用されているために

 

抵抗力派は仕事がなくなってしまいゆっくり休んでしまっている状態なのです。

 

アレルギー派はそんな抵抗力派をみて病原菌が体に入ってきた時に

 

抵抗力派が働いてくれないのではないかと心配になります。

 

アレルギー派は働かない抵抗力派を鍛え直すために

 

花粉症やアトピー性皮膚炎などを起こして

 

病原菌を体内に招き入れるのです。

 

また、近年の化学物質や添加物過多の状況において

 

アレルギー派は常に抗体を作り備えている

 

装備過剰の状態になっている人が多いようです。

 

通常なら化学物質や花粉などが入ってきても

 

少しのくしゃみや鼻水で対応してきたものが

 

抗体が多くなりすぎているために

 

少量の物質にも総攻撃をすることで

 

症状が重くなったり、アトピーやアレルギーなどとして

 

過剰反応としてあらわれてしまうことがあるのです。

 

薬剤に頼るいきすぎた清潔志向で

 

細菌やウイルスを排除しすぎて

 

抵抗力派が弱くなり、

 

アレルギー派優位の状態になってしまっているのです。

 

そのため、昔では反応しづらかったダニや花粉、食べ物などに

 

過敏に反応する人が増えているのです。

 

化学物質が多い薬剤に頼らなくても、

 

こまめに掃除することで十分清潔な状態は

 

作ることができます。

 

アトピー性皮膚炎の人の肌がジュクジュク荒れていたり

 

花粉症の人がくしゃみや鼻水を出したりするのは

 

アレルギー派が細菌感染やウイルス感染を起こして

 

抵抗力を強くしようとしているのが理由なのです。

 

これは、自然治癒力で病気を自力で治そうとしている現れなので、

 

ステロイドや薬を使ってアレルギー派の力を弱めてしまうのは

 

あまりおすすめしないとの見方もあります。

 

一時的に症状は治まりますが、

 

根本的な治療にはなっていません。

 

総合的な免疫力の低下も招き、

 

ガンなどの大きな病気にもかかりやすくなることもあるようです。

 

 

抗菌グッズの実態

 

「防虫」「抗菌」という言葉で安心感をアピールしている

 

多くの商品で農薬と同じ成分の薬剤が使われていることは

 

あまり知られていないかもしれません。

 

台所用品では、スポンジ、ふきん、まな板や冷蔵庫内の野菜室に

 

滅菌剤が使われていることがあります。

 

衣類も薬剤加工されているものが多く、

 

汗で薬剤が溶け出す可能性もあります。

 

布団や毛布、マットレスなどの寝具も

 

抗菌されているものが多くあります。

 

洗濯機や加湿器、畳、エアコンのフィルターなども

 

抗菌加工されている可能性があります。

 

抗菌に使用されている薬剤に、

 

防カビ剤のチアベンダゾールがありますが、

 

催奇形性、変異原性がある薬剤です。

 

殺菌剤に使われている銅は、

 

嘔吐、下痢、黄疸などの症状を誘発することがあります。

 

殺菌剤のグルコン酸クロルヘキジン発疹やめまいを

 

引き起こすことがあります。

 

掃除機のゴミパックは農薬と同じ成分で、

 

防虫、防菌加工されています。

 

子供が軽度の気管支喘息を患うことで

 

まめに掃除機を使用した結果、

 

重度の喘息に悪化する事例もあります。

 

もし使用するなら、防虫抗菌されていない

 

ゴミパックを使った方がいいと思います。

 

また、掃除機フィルターも防虫抗菌がされているので、

 

よく洗い天日干しして使うのがおすすめです。

 

アレルギーやアトピーに見られるように、

 

近年では、化学物質の身体への影響が

 

はっきりとあらわれてわかってきています。

 

生活をよくするために、抗菌剤や防虫剤、製品のコーティングや香料など

 

非自然なものに私たちは常に触れています。

 

これは、アレルギー反応から見てわかる通り、

 

より自然なものを身体が求めていると言えるかもしれませんね。

 

自然に近い生活が身体や心の健康維持に

 

繋がることを意識してみるといいでしょう!

 

元々自然から生まれた人間なのですから、

 

自然に近い状態が一番負担も少なく、

 

本来持っている免疫力なども強化されていくんだということを

 

ぜひ皆さんも感じてみてください。

 

 

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