オーガニックと健康

「食」と「健康」は密接な関係に

あると思います。

毎日食べるものが、

栄養があり体にいいものだったり、

美味しくて心を満たしてくれたりと、

私たちの身体と心をつくっています。

これは、みなさん簡単に想像できるでしょう。

食に対しての付き合い方も

人それぞれだと思いますが、

自分たちの身体と心をつくっている食べ物を

しっかりと自分の意志で決めて口にすることが

大切だと思います。

食生活と健康の関わり

健康な暮らしの方法として、

オーガニック食品を積極的に取り入れることが

医師の人たちの間でも評判になっている

部分もあります。

なんでも薬を投与すれば良い、

という考えは今ではもう古くなっています。

食生活の改善によって、

病気しがちな体質から

健康的な体質へと転換させることが

健康な暮らしの大きな手段となってきています。

オーガニックと疾病・疾患

「良い食べ物と心の健康が伴えば

ガンや心疾患、脳血管疾患も減少させることができる」

という持論を持ち、実践していた医師もいました。

その医師は、患者だけでなく、たくさんの人々に

できるだけオーガニック食品を摂ることを推奨していました。

また、食べるものを

「増やすもの」「減らすもの」

「全く摂らないもの」「現状維持」

の4つの分類を用いて食生活の提案をしていました。

身体や健康のプロである人が

食生活に焦点をあてていたことからも

オーガニックと身体・健康というのは

密接な関係にあることが身近に感じやすく

なっているのではないでしょうか。

食品との関わりが深い疾患としては、

アレルギーをあげることができます。

その中でも、身近に聞くものとしては、

アトピー性皮膚炎があります。

厚生労働省が3年に一度調査している

患者数調査では、

平成26年には過去最多の45.6万人の患者数となり、

平成14年頃からずっと増加傾向にあります。

かつては、子供に多くみられていて、

大人になれば自然治癒すると考えられていましたが、

現在では、20~40代での患者数も多く

大人になっても付き合っていかないといけない

病気になっています。

このアトピー性皮膚炎に対しても、

食生活の改善が有効であると

先述した医師は提唱していました。

ステロイド剤を塗布しなくても

食生活の改善によって病気体質から

健康体質へと徐々に変化していくという考え方です。

アトピー性皮膚炎は、

皮膚だけの問題ではなく、

内臓や毛細血管にまで

その症状は及んでいます。

このことは、大気汚染や添加物の増加などで

身体が悲鳴を上げていることを

現しているとも言われていて、

オーガニックをできるだけ生活に取り入れることで

改善の余地があるのではないかと考えられています。

健康と食品分類

健康という観点から、食品を4つに

分類するという考え方があります。

「招病食品」

病気を招くことになる食品という意味です。

添加物や加工物が多く含まれていて

身体を病気体質に変えてしまい、

病気を招く原因とされている食品です。

これらの招病食品を摂取し続けて病気体質になると

常に招病食品を欲することになり、

強い意志を持って習慣を変えることで

健康体質へともっていかないとなりません。

「至病食品」

身体、健康の根幹部分である

臓器を疲弊させて

確実に病気に至らしめる食品のことを意味しています。

多量の白砂糖の摂取などはこれにあたります。

「治病食品」

病気体質や病気に対して有効であったり、

治癒効果の期待できる食品の意味です。

薬に代わる代替医療としても

注目を集めている食品です。

喘息にはレンコンなど、

それぞれの食品の持つ特性を活かした

食生活治療に活用できると言われています。

「健育食品」

臓器を強く、そして健康に育て

健康体質を維持することのできる

食品を意味しています。

オーガニック食品はこれにあたります。

日々の生活の中で、できるだけ多くの

オーガニックなどの健育食品を取り入れて、

日常から臓器など内側から強く

健康に育てていくことで

健康な状態を維持することができます。

不調が起きたから治す、

という従来の対処療法から

まず、病気にならないような、

病気と闘えるような

健康な身体作りを目指す

根本療法・自然療法

への意識を食生活から

始めてみることが必要だと思います。

仕事や遊びなど、そんなことをするにも

まずは心身の健康があってからの

ことだと思うので、

少しだけも意識をそちらのほうに

向けてみてはいかがでしょうか。