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日本人の心「もったいない精神」

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日本の美しい心として世界で注目されていた

 

「もったいない」精神。

 

着なくなった服で別の服を作ったり、

 

雑貨に変えたり、

 

掃除の時の雑巾にしたりとするのが

 

当たり前でした。

 

また、食べ物も食べ残しをしないとか、

 

商売においても、売れ残って捨てるよりは

 

人に食べてもらった方がいいと、

 

売れ残りそうな時などは、

 

サービスで渡す光景もよくあったようです。

 

そのように、日本人には、

 

もともと「もったいない」精神があり、

 

モノを大切に、人を大切にしてきたのです。

 

それがいつからか、経済利益や効率優先になり、

 

コンビニエンスストアなどの便利な環境が整えられ、

 

生活は豊かになったように思われがちですが、

 

フードロスの観点からいくと、

 

日本人一人当たりのフードロス量は、51キロと

 

世界ワースト6位、アジアで1位という状況にあります。

 

このことは、食やモノへの尊敬が

 

薄れているという見方にもつながります。

 

みなさんはどうですか?

 

もちろん尊敬している・大切にしている

 

という人が多いと思いますが、

 

いろんな結果を見れば

 

全体の現状はそうとは言えないでしょう。

 

もともと日本に定着していた

 

「もったいない」精神は、

 

2004年に環境分野への貢献で

 

ノーベル平和賞を受賞した

 

ワンガリ・マータイ氏が

 

「MOTTAINAI (もったいない)」キャンペーンを提唱するなど、

 

今では海外で実践されるようになってきています。

 

グローバル化が進むと同時に、

 

日本にもともとあった文化が

 

日本では薄れてきて、

 

海外に浸透するようになってきたようにも思えます。

 

日本の文化には、地球とともに生きているという

 

感覚があり、すべてに尊敬の念を持って接していました。

 

そして、目に見えるモノだけでなく、

 

この世界は目に見えていないモノの方が多くあり、

 

すべての「おかげ」という感謝がありました。

 

言霊という言葉の持つチカラがありますが、

 

世界的に日本語が美しいとされているのにも

 

日本が言葉も大切にし、

 

育ててきた証だと思います。

 

そんな日本が大事にしてきた貴重な感覚

 

「もったいない」精神を

 

今一度思い出す時がきていると思います。

 

リメイクのハンドメイド品が

 

売られるようになってきていたりと

 

少しづつ戻ってきていますね!

 

SDGsにしてもそうですし、

 

世界の動きが、日本の文化と

 

大きく重なっているところが多いように思えるのは

 

私だけでしょうか?

 

海外にも、もちろん素敵な文化はたくさんあります。

 

その文化を深く理解するためにも

 

まずは、私たちが生まれた日本の文化について

 

見直してみるのもいいと思います。

 

そうすれば、今現在抱えている問題は

 

そのほとんどが解決するように思えます。

 

「もったいない」精神をはじめとする

 

「日本」の心を

 

みんなで取り戻し、

 

人やいろんなものとのつながりを感じ、

 

これからの暮らしをより豊かに

 

していきましょう!!!

 

そして、Happy&smileをつなげていきましょう!!

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