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世界で注目されるFODMAP(食物不耐症)とは!?

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ハリウッドセレブも公表していて

 

北米でも話題になっている

 

FODMAPというものを

 

みなさん知っているでしょうか?

 

食物不耐症の一つなのですが、

 

食物不耐症とは何か知らない人もいると思います。

 

アレルギーではないのに

 

アレルギーのような症状で悩んでいる人もいると思います。

 

風邪でもないし、しっかり身体を休めているのに

 

なぜか身体の不調を感じたりしませんか?

 

もしかすると、食べたものから引き起こされる

 

食物不耐症かもしれないのです。

 

アレルギーとは違うので

 

軽視されがちですが、

 

身体の拒否反応なのです。

 

食物不耐症では、

 

乳糖不耐症やグルテン不耐症などが

 

よく知られていますが、

 

しかし、それだけではなく、

 

他にも様々な不耐症があり、

 

近年それが増加傾向にあります。

 

また、海外では生活の質を大切にしているため、

 

不調や不快感を生活から排除しようとする人が多いのです。

 

そのため、不調や不快感の原因となる

 

食材をできる限り限定して、

 

それを避けるようにするというのは

 

ごく普通のことなのです。

 

日本ではあまり浸透していない感覚かもしれませんが、

 

自分の身体を守り、豊かで健康的な生活を送るためには

 

必要な感覚であるように思えます。

 

そのため、海外セレブはFODMAPを公表しているのです。

 

FODMAPは不耐症を引き起こす

 

栄養素成分の頭文字をとって

 

 

*F(Fermentable):発酵

 

*O(Oligo):オリゴ糖

 

*D(Di-):二糖類

 

*MA(Mono-Saccharides):単糖類

 

*P(Polyols):ポリオール(糖アルコール)

 

 

の略になっています。

 

簡単にいうと、小腸では吸収されにくい

 

発酵性糖質[食物繊維・オリゴ糖・糖質]の

 

不耐症のことです。

 

FODMAPの主な症状は

 

むくみ・下痢・お腹の張り・腹痛

 

などです。

 

治療法としては、

 

できる限り該当する栄養素を摂取しない、

 

低FODMAPな食生活への切り替えが

 

一般的ですが、

 

過敏性腸症候群(IBS)の治療法としても

 

注目されています。

 

食物不耐症とアレルギーは似たような症状ですが、

 

アレルギーの場合は、

 

免疫機能が間違って反応してしまうことで起こりますが、

 

食物不耐症は免疫機能とは全く関係なく、

 

ある特定の食品を口にすると

 

その食品を完全に消化することが出来ずに

 

アレルギーに似た副作用が出てしまうことです。

 

一般的に食物不耐症の症状が出るのは

 

食事をしてから数時間後と言われていますが、

 

48時間後になって始めて症状が出るということもあるようで、

 

自分が食物不耐症と気づけないケースが多く、

 

食物アレルギーは全体人口の1%以下で

 

食物不耐症は約20%と言われています。

 

日本でもよく知られている不耐症は

 

*グルテン不耐症

 

*乳糖(ラクトース)不耐症

 

*果糖不耐症

 

の3つですが、カフェイン不耐症は

 

あまり知られておらず、気づいていない人も

 

多いのではないでしょうか。

 

コーヒー1~2杯や紅茶、チョコレートなどを口にした後に

 

情緒が不安定になったり、

 

心臓が異常な速さでドキドキし始めたら

 

カフェイン不耐症のサインかもしれません。

 

その他にも、

 

発酵食品・熟成食品に特に多く含まれている

 

ヒスタミンも蕁麻疹や痒み、

 

胃痛、下痢、低血圧、頭痛、肌の赤み、炎症

 

などの不耐症の症状があります。

 

そして、加工食品などに殺菌剤として

 

使われている亜硫酸塩も

 

蕁麻疹や肌の腫れ(赤み、ほてり)、下痢、咳

 

などの不耐症の症状があります。

 

亜硫酸塩は、原材料に記載義務があるので、

 

ラベルをチェックすればわかりますが、

 

*亜硫酸ナトリウム

 

*メタ重硫酸ナトリウム

 

*重硫酸ナトリウム

 

*硫酸水素ナトリウム

 

*メタ重亜硫酸カリウム

 

などの別名もあるので

 

注意が必要です。

 

不耐症が近年急増しているのですが、

 

そのはっきりとした原因はわかっていません。

 

近年、不耐症という概念が出来たからだとも

 

言われてはいますが、

 

それだけではないように思えます。

 

自然界にない人工的な物質が増え、

 

環境汚染などにより

 

生態系が崩れている中で、

 

化学物質にまみれた生活になっています。

 

その代償のような気もします。

 

人間も元々は自然な生き物なのですが、

 

自然とかけ離れた生活を手に入れてきています。

 

環境保護が大きく謳われるようになってきましたが、

 

デジタル化をはじめとする利便性を

 

人類は手放すことが出来ずにいます。

 

利便性の全てを捨てた方がいいとまでは

 

言いませんが、

 

自然と近い、自然と則した生活の在り方を

 

見直してみる必要もあると思います。

 

未来へと素敵な世界を繋いでいくためにも

 

今一度、生活を見直してみてはいかがでしょうか。

 

そして、Happy&smileを繋いでいきましょう!!!

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