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身近な自然で起こっていること

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身近な自然

 

人間の営みによって、

 

世界で環境の変化が起きています。

 

それを改善しようと

 

SDGsが取り組まれていたり、

 

パリ協定が決められたりとしていますよね。

 

身近な自然に起きていることを

 

みていこいうと思います。

 

 

 

まず、森の手入れが進んでいません。

 

スギやヒノキなどの人工林は、

 

定期的に間引きや伐採をしないと

 

荒れてしまいます。

 

しかし、林業の不振で担い手が減っていて、

 

管理が十分にできていない

 

人工林が増えています。

 

そんな人工林は、

 

貯水機能が低下して、

 

土砂崩れなどが起こりやすくなり、

 

生態系のバランスも

 

崩れてしまいます。

 

それから、田畑や町に

 

シカやイノシシが出てくるように

 

なってきています。

 

農作物が作られなくなった田畑は、

 

ヤブになっていき、

 

シカやイノシシにとって

 

食事をしたり、隠れたりしやすい

 

場所になっています。

 

こういった場所が増えて

 

シカやイノシシなどが田畑を荒らしたり、

 

山から町におりてきたりして、

 

人間の暮らしにも影響してきます。

 

そして、魚も住みにくくなっています。

 

災害防止のためにダムなどが作られたり、

 

護岸もコンクリート化され、

 

川と海を行き来する魚にとって

 

住みにくくなってしまっています。

 

魚の通り道を確保したものもありますが、

 

魚にとって住みにくくなっているのには

 

変わりありません。

 

また、人が持ち込んだ外来種が

 

元からその地域にいた生物を食べたり、

 

すむ場所や食べ物を奪ったりすることで、

 

地域固有の生態系が

 

脅かされてもいます。

 

さらに、干潟や砂浜の埋め立て、

 

ダムなどによって川から流れ込む

 

栄養分の減少や、

 

地球温暖化による海水温の上昇で、

 

魚や貝、海藻が減っていますが、

 

代わりに、ごみが海に目立つようになっています。

 

いろんな面から、

 

環境や生態系が影響を受けて、

 

予想できないようなことも

 

起こっています。

 

参考資料:環境省 「こども環境白書」

 

 

学びの場

 

自然から学ぶことはたくさんあります。

 

特に、子どもの頃に

 

自然に触れて遊んだりすることで、

 

免疫力の向上にも

 

いいといわれてもいます。

 

自然と触れ合いながら遊ぶことで、

 

いろんな生き物を知ることにもつながります。

 

おもちゃなどもないので、

 

自然にあるものを使いながら

 

工夫して遊ぶようになるので、

 

考えるチカラを養うこともできます。

 

ケガなどもしながら

 

痛みなども学べます。

 

痛みも知れば、

 

人に対しての接し方も

 

同時に学べます。

 

安全はもちろん重要ですが、

 

いのちや自然について、

 

一番大きく学べるのは

 

自然の中で遊び、

 

自然と触れ合うことでは

 

ないでしょうか。

 

しかし、環境汚染などによって

 

自然も減り、そんな学びの場も

 

減ってきています。

 

電磁波や、人の営みに侵されていない自然には、

 

人にとっても良いパワーがあり、

 

その場にいるだけでも、

 

癒されたりしますし、

 

パワーをもらえます。

 

人にとって便利になればなるほど、

 

人にとっての学びの場が

 

なくなっていっているように思います。

 

自然と共存。

 

自然と生きる。

 

このことが、災害も最小限の被害につながり、

 

人を含む生態系にとっても

 

最善の道ではないでしょうか。

 

今の暮らしからすれば

 

不便なことでも、

 

工夫して楽しむことができますし、

 

慣れれば不便に感じなくなります。

 

今の暮らしが、

 

何かの犠牲のもとにあるということを

 

認識して、意識を人だけでなく、

 

地球や生態系へと向けるように

 

していきましょう。

 

住む地球がなければ

 

便利だろうがなんだろうが

 

なんの意味も持たないのですから。

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