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自然と生き、支え合う

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自然の恵み

 

私たちの生活は、

 

自然の恵みによって支えられています。

 

綺麗な空気、豊かな水、食材や資材、

 

自然の上に成り立つ独自の文化や

 

美しい景観など、数えきれません。

 

こうした自然を象徴するのが、

 

森・里・川・海です。

 

森・里・川・海はお互いにつながり、

 

支え合い影響しあって

 

恵みを生み出しています。

 

しかし、行き過ぎた開発や

 

手入れ不足などによって、

 

そのつながりが絶たれたり、

 

それぞれの質が下がったりしています。

 

自然の恵み地域の資源として活用して、

 

その地域ならではの

 

文化や風土に学びながら、

 

地域における魅力の再発見と

 

豊かな暮らしの実現につなげていくためには、

 

森・里・川・海が健全な状態で繋がっていること、

 

昔の知恵と技に最新の技術を組み合わせて、

 

森・里・川・海が持つチカラを

 

活かしていくことが必要です。

 

 

 

自然エネルギー(再生可能エネルギー)の活用

 

私たちの暮らしに欠かせないエネルギーですが、

 

石油や石炭などエネルギーを作るための化石燃料は

 

ほとんどを海外から輸入しています。

 

資源の有効活用などの観点もあり、

 

別のエネルギー源の開発が進んでいます。

 

太陽光・風力・水力・木質バイオマス・

 

廃棄物エネルギー・地熱・温泉熱など、

 

一度利用しても短期間で再生可能な

 

「再生可能エネルギー」と呼ばれる

 

エネルギーです。

 

この中でも、太陽光を中心に

 

その活用にかかる費用は安くなっていて、

 

世界的に普及が進んでいます。

 

日本の再生可能なエネルギーは

 

国全体で必要なエネルギーの

 

1.8倍もあると推計されていて、

 

上手く活用していくことが大切です。

 

また、都市には人とお金が

 

集まりやすい一方で、

 

地方には食料、水、木材といった

 

資源やエネルギーが存在しています。

 

こうした人やお金、資源、

 

エネルギーなどが循環することで、

 

お互いに必要としているものを補い合い、

 

支え合うことができます。

 

こうした地域間のつながりを、

 

都市と地方だけでなく

 

様々な地域同士が築いていくことが必要です。

 

 

 

意識の変化

 

日本では1960年代以降、

 

経済が急速に発展して、

 

多くの人が便利で快適な

 

生活を送れるようになりました。

 

そして、「豊かさ」に対する

 

意識が大きく変化してきています。

 

かつては、「心の豊かさ」より

 

「モノの豊かさ」を重視する人が多かったですが、

 

近年は「心の豊かさ」を

 

重視する人の割合が

 

「モノの豊かさ」を重視する人の

 

約2倍となっています。

 

 

最近では、個人等の所有物や技能を、

 

インターネットを通じて共有する

 

「シェアリング・エコノミー」

 

という取り組みが進んでいます。

 

モノや空間などを共有することで、

 

資源を効率的に活用して、

 

温室効果ガス排出量の削減

 

といった環境保全の効果が期待されています。

 

暮らしの考え方を少し変えることで、

 

様々な環境を維持する効果が期待できます。

 

例えば、食べ物を必要ば分だけ購入して食べきれば、

 

食べ物という資源を有効活用できるだけでなく、

 

食べ残しを運ぶための燃料の削減、

 

食べ残しの処理で発生する

 

温室効果ガスの削減といった

 

効果も期待できます。

 

最近日本でも注目されてきている

 

「オーガニック」についても、

 

生物多様性の保全に

 

役立つものであるだけでなく、

 

他の様々なメリットにもつながることから、

 

有機農業にとどまらず、

 

衣・食・住にわたるライフスタイルを

 

全体的にとらえるものとして

 

考えることもできます。

 

社会全体持続可能にするためには

 

一人一人の考え方を買えていくことが重要です。

 

参考資料:環境省 「こども環境白書」

 

 

 

共生と支え合い

 

世界的な環境に対する取り組みなどによって

 

人々の意識も大きく変わってきています。

 

しかし、日本は様々な取り組みなどが

 

後手後手になったり、

 

動きや判断が遅れてたりと

 

課題はたくさんあります。

 

その中で、動きを早めていくためには、

 

やはり、私たち消費者の

 

意識と行動が必要だと思います。

 

国が決めたことだけをやっていては、

 

どんどん遅れていってしまいます。

 

個人一人一人の意識が変わり、

 

行動が変われば、

 

地域自治体なども動くようになります。

 

動く地域自治体が増えれば

 

国も動かざるを得なくなります。

 

国から動かされるのではなく、

 

自分たちが国を動かしていく

 

という感覚がこれからは

 

重要になってきます。

 

物事を他人事ではなく

 

自分事として捉えて、

 

考え行動していきましょう。

 

インターネットの普及もあり、

 

人々の声は国に届きやすくなっています。

 

私たちの声で政策などが

 

変わったりもしています。

 

声をしっかり上げるためにも、

 

しっかりとした情報を

 

得るようにしましょう。

 

いろんな人に聞いたり、

 

自分で調べたりしながら

 

いろんな角度から物事を

 

見て考えることが必要です。

 

自然がどんな恵みを

 

もたらしてくれていて、

 

私たちはそれに対して

 

何ができるでしょうか。

 

自然のつながりを守り、

 

つながりの中で

 

生きていくことを意識してみましょう。

 

そして、人同士の支え合いもそうですが、

 

自然やその他生態系との

 

支え合いも重要です。

 

私たちはたくさんの要素があって

 

暮らして生きて行けているのです。

 

思いやりや愛を持って

 

日々の暮らしに活かしていきましょう。

 

そのことがきっと素晴らしい世界へとつながり、

 

自分自身も生きやすくなることに

 

繋がっていくはずです。

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