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呼吸法で免疫力UP

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最近、「免疫力を高める」ということが

 

すごく注目されるようになっています。

 

そのため、免疫力を高める方法は

 

たくさん目にすることができようになりました。

 

その中でも、私が注目しているのが、

 

誰にでも気軽にすぐにできる「呼吸法」です。

 

もちろん食生活や生活習慣も重要だと思いますが、

 

食べるということにも

 

たくさんのエネルギーを使いますし、

 

食材を揃えたり調理する手間もなく、

 

今からでもすぐにできます。

 

また、気軽にできるだけでなく、

 

身体への負担もなくできるということから、

 

医療の現場でも注目されているようです。

 

 

 

呼吸法と免疫力の関係

 

人は呼吸をして生きています。

 

簡単にいうと、呼吸によって

 

酸素を体内に取り込み、

 

二酸化炭素を体外に排出するという

 

ことを行っています。

 

また、これには二種類あって、

 

肺での酸素と二酸化炭素の交換の外呼吸と、

 

毛細血管を通じた細胞内の酸素と二酸化炭素との

 

交換の内呼吸とがあります。

 

この二種類が常に行われていることで

 

身体の健康を維持しています。

 

 

 

鼻呼吸のススメ

 

現代の人々は、無意識のうちに

 

口呼吸をしている人が多くいます。

 

しかし、人間は本来、鼻呼吸をする生き物なので、

 

口呼吸はいろんな弊害があるとされています。

 

このことは容易に想像できると思います。

 

空気中には人にとって有害な

 

たくさんのウイルスや細菌なども存在しています。

 

鼻の粘膜や毛がそれが体内に侵入するのを

 

防いでくれています。

 

ところが、口にはそのような機能はないので、

 

口呼吸をしていると、

 

人にとって有害なウイルスや細菌が

 

体内に入ってしまい、

 

風邪や病気などの原因になってしまいます。

 

また、鼻呼吸をすることで、

 

外気が冷たい時などは、

 

空気が肺に入る前に温められたりと

 

取り込む空気の調節を

 

してくれているとの見方もあります。

 

口呼吸の場合は空気が冷たいまま

 

肺に取り込まれてしまうので、

 

身体が冷えやすく、免疫力の低下に

 

繋がってしまいます。

 

そして、喉を痛める原因ともなり、

 

ウイルスや細菌が付着しやすくなり、

 

これもまた、風邪や病気の原因になります。

 

口呼吸を鼻呼吸に変えるだけでも

 

免疫力の向上が期待できます。

 

 

 

腹式呼吸・深呼吸のススメ

 

腹式呼吸も免疫力UPにつながるとされています。

 

横隔膜を意識する呼吸で、

 

息を吐き切ってから吸い込むことが

 

ポイントです。

 

ゆっくりとお腹をへこませながら息を吐き、

 

お腹を出しながらゆっくりと鼻から吸い込むといいです。

 

このように腹式呼吸をすると、

 

腹部のリンパの流れがよくなり、

 

血液中に含まれる免疫細胞が

 

効率よく体内をめぐります。

 

また、腹式呼吸をすると、

 

神経伝達物質の一つである

 

脳内のセロトニンが増加して、

 

自律神経の働きが整えられ、

 

免疫機能を調整する

 

副交感神経の働きが活性化します。

 

そのため、免疫力がUPすると言われています。

 

また、酸素が体内に取り込まれると、

 

それが自律神経に伝わり、

 

副交感神経が優位になります。

 

そのため、心身ともにリラックス状態になります。

 

深呼吸をすると、

 

横隔膜が内臓を刺激して、

 

内臓の働きも活発になります。

 

そのことで、体内の血流もよくなり、

 

免疫力だけでなく、

 

冷え性の改善も期待できます。

 

 

 

呼吸一つでこんなにも変わる

 

ここまで見てきたように、

 

呼吸一つ変えるだけで、

 

たくさんの恩恵が期待できます。

 

免疫力も、もちろんですが、

 

体内の機能の底上げも

 

大いに期待できるのです。

 

心もリラックス状態になり、

 

焦りや不安を抱えにくくなり、

 

ストレスの緩和にもつながるでしょう。

 

人の身体は神秘的です。

 

まだまだ解明されていないことばかりです。

 

鼻呼吸・深呼吸・腹式呼吸を

 

ぜひ生活の中に取り入れてみてください。

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